【マグネットコラム⑩】粉体用マグフィルター⑷ 粉体用マグフィルター、充満状態での使用

本コラムでは12回にわたって、金属異物除去を目的とした「マグネットフィルター」の情報を発信していきます。第10回は「粉体用マグフィルター⑷ 粉体用マグフィルター、充満状態での使用」です。

別ページのバーマグネットをコンベア上に取り付けるのと同様、
こちらも非常にもったいない使い方の事例となります。
充満状態とは、マグネットが、製品に埋まってしまっている状態です。
 
ホッパーの最下部などでよく見かけます。

マグネットの近くを通過するから、異物が付くだろうと思われ、
もちろんつかないことはないのですが、 マグネットと金属異物の間に、製品がある状態なので、
金属異物がマグネットに近づこうとしても物理的に寄っていけず、
結果として製品と一緒に楽な方へ流れてしまう可能性が高くなります。

自由落下状態で、マグネットを設置することにより改善されます。

充満状態と自由落下で、どう材料や金属が動くかを実験しました。

テスト機は格子マグフィルターを使用します。
写真は4段ですが、テストでは2段のみとしました。

下の口を閉じて、樹脂ペレットでマグネット内を充満状態にします。
ボルトを透明蓋から見えるように配置します。

下のバルブを開放して、中身を流します。

ボルトは楽な方に流れていきます。
一番端にあると、マグネットに当たる確率はかなり低くなります。

充満状態後、比較として自由落下もテストをしました。

どのように動くか、
結果は下記リンク先の
もったいない使い方実演動画からご登録いただければ、
動画でご覧いただけます!
https://i-eishin.com/mag-event/

 


①マグネット(磁石)で除去できるもの

②ステンレスとより除去するための多段レイアウト

③マグネットを取り付ける目的

④マグネットをどこにつけるべきか?湿式と乾式はどちらが優位か?

⑤液体用マグフィルター⑴ 選定の基準、流速と粘度

⑥液体用マグフィルター⑵ 高磁力、高効率、ポット、P、ボールマグの使い分け

⑦粉体用マグフィルター⑴ 選定の基準、口径と処理量、ピッチの決定

⑧粉体用マグフィルター⑵ 前工程(投入方法)での除去効率の差異

⑨粉体用マグフィルター⑶ バーマグネットとプレートマグネットの着磁距離と使用用途

⑩粉体用マグフィルター⑷ 充満状態での使用(←本ページ)

⑪マグフィルターと金属検出機、X線検出機の使い分け

⑫磁力の低下要因と磁力計測について

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