負極材スラリー搬送時の電蝕リスクとアース対策

高磁力マグフィルターを負極材スラリーラインでご使用になる際、アース対策は検討されていますか?

リチウムイオン電池の負極材(黒鉛・カーボン系材料など)を扱う製造工程では、純水を溶媒とするスラリーが多く使用されています。純水は不純物(イオン成分)が少ないために導電率が非常に低く、市水の数百分の一以下になることもあります。この「電気を通しにくい」という性質が、配管や機器内部での静電気帯電を起こしやすくする一因です。

マグネット表面の汚れと電蝕の可能性

こんな症状に心当たりはありませんか

高磁力マグフィルターを純水系の負極材スラリーでご使用のお客様から、「洗浄しても落ちない、赤茶色っぽい・黒ずんだような汚れがマグネット表面にできる」というご相談をいただくことがあります。

このような症状が見られる場合のポイント

  • 洗浄しても汚れが完全に落ちない
  • 純水系(低導電率)のスラリーを扱っている
  • マグネット部分(磁界が発生している箇所)に集中して見られる

電蝕の可能性と対策の方向性

このような汚れの原因はライン構成や運転条件によって様々ですが、その一つとして電蝕の可能性が考えられます。純水のように導電率の低い液体を扱う環境では、機器内部に発生した電気が逃げ場を失いやすく、これが金属表面の状態に影響している可能性があります。

対策の一つとして、機器本体からアースを取り、電気を逃がす経路を確保する方法があります。エイシンでは、アース接続を容易に行える「アースラグ付きケース」を高磁力マグフィルターのオプションとしてご用意しています。

ケース側面にアースラグ(接地端子)を備えており、既存の配管ラインに対しても比較的簡単にアース線を接続できる構造になっています。

マグネット表面の汚れにすでにお困りの場合は、まずは右側の問い合わせフォームから現場の状況をお聞かせください。

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電池材料分野で帯電対策が重要になる理由

負極材スラリーをはじめ、純水系スラリーの取り扱いが増えている電池材料分野では、設備の長期安定稼働と品質維持の両立が求められます。マグネット表面に汚れが蓄積すると、金属異物の捕集効率が低下し、結果としてコンタミ(異物混入)リスクの増加につながりかねません。

電蝕の発生要因はラインごとの条件によって異なるため、汚れの状態だけで一概に判断することは難しいのが実情です。純水系の負極材スラリーで高磁力マグフィルター(磁選機)をご使用中に、洗浄しても落ちない汚れにお困りの場合は、アースラグ付きケースのご検討と合わせて、まずは現場の状況をお聞かせください。これまでの実績を踏まえて、原因の見立てと対策をご提案いたします。

よくあるご質問

Q. 高磁力マグフィルターのマグネット表面に汚れができるのはなぜですか?

A. 原因はライン構成や運転条件によって様々ですが、その一つとして電蝕の可能性が考えられます。純水のように導電率の低い液体を扱う環境では、機器内部に発生した電気が逃げ場を失いやすく、これが金属表面の状態に影響している可能性があります。

Q. 電蝕の対策にはどのような方法がありますか?

A. 機器本体からアースを取り、電気を逃がす経路を確保する方法があります。エイシンでは、アース接続を容易に行える「アースラグ付きケース」を高磁力マグフィルターのオプションとしてご用意しています。

Q. 負極材スラリーに高磁力マグフィルターを使う際、特に注意すべき点は?

A. リチウムイオン電池の負極材を扱う製造工程では純水を溶媒とするスラリーが多く使用され、純水は導電率が非常に低いため静電気帯電を起こしやすい性質があります。これが電蝕の一因になり得るため、アース対策をご検討いただくことをお勧めします。

Q. 自分のラインで起きている汚れが電蝕によるものか、判断する方法はありますか?

A. 汚れの状態だけで一概に判断することは難しいため、まずは現場の状況をお聞かせください。これまでの実績を踏まえて、原因の見立てと対策をご提案いたします。

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純水系の負極材スラリーで高磁力マグフィルターをご使用中の方は、現在の汚れの状況やライン条件をお聞かせください。右側の問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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