ポンプ吸込み側に設置するマグフィルター|エア抜き・ドレン抜きを追加した製作事例

本日は、ポット式マグフィルターの納入事例をご紹介します。
一般的なポット式マグフィルターはヘルール接続が多いですが、今回は化学系プロセスでのご使用を想定し、フランジ仕様で製作しました。

化学会社様からは、「工場が消防法上の危険物取扱施設・制限区域に該当するため、ヘルール接続よりもフランジ接続の機器を希望したい」というご要望もいただきました。
消防法の規制対象となるプラントでは、配管・機器の接続方式に関しても安全基準への適合が求められるケースがあり、フランジ仕様のマグフィルターをお探しの企業様も少なくありません。今回はそうした背景もあり、フランジ仕様でのご提案・製作となりました。

選定にあたっては、他に以下のようなご要望をいただきました。
・圧力損失をできるだけ抑えたい。
・ポンプの吸込み側に設置するため、エア抜き機構が欲しい。

■エア抜き
運転開始時や液の充填時に機器内部へ空気が残ると、流量の不安定化や吸込み不良の原因となることがあります。
エア抜きを設けることで、内部の空気を排出しやすくし、安定した流れを確保できるようにしました。

■ドレン抜き
洗浄やメンテナンス時には、機器内部に残った液体を排出できます。
残液を減らすことで、洗浄性向上や製品切替時のコンタミネーションリスク低減にもつながります。

マグフィルターは異物除去性能だけでなく、設置場所や運転条件に合わせた仕様検討も重要です。
「配管仕様に合わせたい」
「洗浄性やメンテナンス性を向上させたい」
このようなお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
ご使用条件をヒアリングしながら、最適な仕様をご提案いたします。

執筆担当:杉原

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