清掃を楽にするためのアウターパイプですが、
実は後付けでも製作可能です。
というのも、お持ちの高磁力マグ・フィルターに
アウターパイプを追加したいとのことで、
アウターパイプ仕様のテスト機をご使用いただいた際に、
「清掃時にアウターパイプが自然に抜けてしまい、
せっかく捕集したものが落ちてしまう。」
と、ご意見をいただき、改善案を考えました。
1つ目はケーシングとマグネットを流用し、
アウターパイプのみ新規製作する案。
2つ目はケーシングのみを流用し、
マグネットとアウターパイプは新規製作する案。
クランプで止める箇所は磁力の無いパーツで延長します。
各々メリットとデメリットがありますので、
図を見ながら詳しく説明していきます。
メリット:コストが安い
デメリット:インラインに入っている、
マグネット長が短くなることにより、着磁箇所が減る
清掃時はケーシングとアウターパイプを
止めているクランプ①を外し、引き抜いた後、
マグネットとアウターパイプを
止めているクランプ②を外します。
メリット:インライン中の今まで通り
デメリット:コストがかかる、
マグネット長が長くなることにより、重くなる
清掃時のクランプの外し方は1つ目と同じです。
何となくイメージは掴めましたでしょうか。
現在アウターパイプ無しの高磁力マグ・フィルターを
使用していて、清掃が手間だな…と感じている方は
このような手段もご提案できますので、
是非ともご相談ください。
執筆担当:杉原