2019/4/22(月)
テスト担当の尾山です。
弊社タンブラーミキサーは樹脂成型関係のお客様に非常に多くご利用いただいています。
用途は、やはり着色関係。 ナチュラルペレットとマスターバッチの混合、ナチュラルペレットと粉末顔料(ドライカラー)の混合などを、成形機投入前に実施します。
大量生産なら専用の自動計量混合機も有りますが、少量や多品種、調色/開発段階などの場合、袋に入れて、ガサガサ手で振っていることもあり、人手でやると色むらができてしまうという品質面もありますし、更には地味に重労働です。
今回は樹脂ペレットと粉末顔料(ドライカラー)の混合について、テストをしてみたいとご依頼をいただきました。 厚かましくも折角なので、透明容器で混合し、撮影させてほしいとお願いし、快諾いただきました。
テスト機はタンブラーミニ TMC-20(容器容量20L) 混合物はPPペレット(ブレンドオイル下処理済)2㎏、粉末顔料12g ※ブレンドオイルの下処理も、タンブラーミニをご利用いただいています。
動画の通りですが、混合前
10分混合後
別の色でも写真撮影させていただきました。 容器はステンレスですが、20Lです。 テストだったため、袋をかぶせたまま、混合しました。 PPペレット(ブレンドオイル下処理済み)5㎏、粉末顔料28g
混合前(ピンボケしていました。申し訳ありません)
10分混合後
結果は良好で即ご発注いただき、現在製作中です。 なお、樹脂成型で粉末顔料を使用する際のデメリットとして、 「飛散」が挙げられるのですが、お客様のアイデアから、成形機投入時も飛散を防止する特注仕様で製作中です。 これは改めて製品完成時に当ブログでご紹介しますので、お楽しみに!
完成しました!
ペレット用タンブラーミニ納入紹介
エイシンホームページ:http://www.kk-eishin.co.jp/