【テスト紹介】付着性が高い粉体の対策検討~内面処理編~

ブログ担当の石本です。

今回は混合機のテストについて紹介いたします。

弊社混合機の弱点は「付着性の高い粉体」になります。

容器内に何もないため、コンタミリスク、原料を傷つけないのがメリットですが、

一度凝集して容器壁面などに付着した場合、それを解消するのは困難です。

現在お客様からの依頼で行っているテストの蓋部分の写真がこちらになります。

 

 

 

 

 

 

こうなってしまっては、混合がうまくいきません。

そこで現在検討しているのが、容器の内面をコーティングや

内面加工することで、粉体を付着しにくくするアプローチです。

WPC処理


WPC処理

 

 

 

 

 

ステンレス表面にブラスト処理を行い、あえてざらざらにすることで付着を防止する技術です。

今回の粉体では効果がありませんでしたが、粉体の特性によって処理の仕方を変えれば効果があるとのことです。

WPC処理については、20Lのテスト容器も用意しています。
お困りのお客様は是非一度お試しください!

PFAコーティング

PFAコーティング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表面にフッ素樹脂コーティングを施したものです。非粘着に優れています。

今回のテストでも写真のように効果を発揮しました。付着以外にもステンレスがNGな

性質(強酸性など)の粉体に利用できます。

エクセロンコート

エクセロンコート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記のPFAコーティングの効果をさらに高めているのがエクセロンコートになります。

写真のように付着がありませんでした。

 

PFAコーティングエクセロンコートについては
弊社にサンプル板がありますので、
上記のように蓋に貼りつけて、実粉で効果確認のテストが可能です。

 

弊社ではお客様にとっての「ちょうどいいもの」を提供するべく、お困りごとに対してどうすればうまくいくか一緒に考えます。

お困りごとがございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

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