粉体シミュレーションにて一定条件下での混合性能の比較を実施しました。
スケールの比較
想定機種:TML-02、TMC-36S、TMH-65S、DMH-200S
比較容器:2L、36L、65L、200L
想定材料:プラスチックペレット(4倍粗視化、※2Lのみ解析が安定しないため2倍粗視化)
充填率:60%
比較角度:TML-02、TMC-36Sは30°、TMH-65S、DMH-200Sは45° 回転数:TML-02は60rpm、TMC-36SとTMH-65Sは45rpm、DMH-200Sは18rpm
※機種によって角度や回転数の条件が異なりますが、いずれも弊社での標準設定としています。
比較アニメーション(0.5倍速)
Lacey’s Mixing Indexで混合度を評価
(縦軸は混合度、上に行くほど混ざっていると考えてください。横軸は秒です)
材料速度(0.5倍速)
容器は小さいほうが早く混ざる傾向にあることが分かります。
グラフからすると、65Lと200Lでは、混合度0.9を一つの指標にすると、
おおよそ2倍の時間で混合が可能と推定できます。
こちらの内容はあくまでシミュレーション結果であり、
性能を保証するものではありません。
粉体の物性によるため、実粉のテストをぜひご依頼ください!
また今回使用したiGRAFという解析ソフトで、
お客様の粉体条件にてシミュレーションも可能です。(※有償)
お気軽にお問い合わせください
執筆担当:尾山