金属部品へのグリス塗布を機械化する試み:タンブラーミキサーを活用

今回は、あるお客様が抱える「金属部品にグリスを均一に塗布したい」という課題に対して、エイシンのタンブラーミキサーを用いたテストをご紹介いたします。

背景
お客様の現場では、装置の部品にグリスを手作業で塗布していました。しかし、効率化を図るため、機械による自動化を検討。金属部品への傷を防ぎつつ、均一にグリスを伸ばせることが求められました。


(イラストはあくまでイメージです)

テストの工夫
充填方法や回転数、傾斜角度などを、傷がつかないよう工夫しながらテストを実施しました。混合後、部品を1つずつ丁寧に確認していただいたところ、目視ではグリスの塗布具合にほぼ問題がないという評価をいただきました。
傷の評価についてはこれからになりますが、目視では問題がなさそうで、期待を上回る結果となり、驚きました。

目的の装置を見つけるまでの道のり
お客様は「グリスを伸ばす装置」を探しても、なかなか目的に合った装置が見つからなかったそうです。そのような中で、エイシンのタンブラーミキサーにたどり着けたのは、大変ありがたいことです。実は、この工程は「お肉に味付けをする」工程に似ているとも言え、食材への均一な調味と同様、グリスの均一な塗布が実現できました。

私も気になって調べてみたのですが、ロボットを使った設備など、大掛かりなものが出てきました。それに比べれば、導入のハードルは非常に低そうに感じます。

まとめ
エイシンのタンブラーミキサーは、粉体や食品の混合だけでなく、金属部品のグリス塗布にも活用可能です。ぜひテストのご依頼をお待ちしております。
今後も、お客様のニーズに応え、活用方法の発見やご紹介、さらなる技術開発を続けてまいります。

同様のお悩みを持つお客様に見つけていただくための検索ワード。見つけていただき、お役に立てれば幸いです。
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執筆:尾山

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