今回は、米粉の粉砕用途としてBM-15を導入いただいたユーザー様をご紹介します。
新潟県農業総合研究所食品研究センター様は農産物の研究開発を行っており、今回ご訪問させていただいた部署では、米粉を様々な食品に、どのように活用できるかを検討されているとのことです。
まさに、新潟の食産業を支える重要な存在となっています。
■導入の背景:処理量向上と清掃性
導入前は、処理量は小さいものの、粉砕力に優れた別の方式の粉砕機を使用されていました。
しかし、処理量を増やす検討を進める中で、清掃性の良さが評価され、ボールミル方式であるBM-15を選定いただきました。実粉テストを経て、正式に導入いただきました。
■BM-15の運用状況と評価
現在、BM-15は米粉の粉砕用途として問題なくご使用いただけていました。
一方で、白色の米粉に対してステンレス製ポットおよびステンレスボールを使用した場合、摩耗などの影響により、粉体が白色からグレーがかった色調になることがあるとのことでした。そのため、ポットの材質を変更するなど、用途に応じた工夫をされながら運用されています。
■ 温度管理と粉砕品質の関係
お話を伺う中で、興味深い点として、季節によって粉砕の進み具合に違いが見られるという事例をお聞きしました。
有機系材料である米粉は、気温によって粉体の物性がわずかに変化し、その結果、粉砕挙動に差が生じている可能性が考えられます。
夏場は装置ごと冷蔵室に入れて品温を下げることで、冬場と同程度の粉砕状態になるとのことでした。
■まとめ
今回の訪問では、弊社設備以外にも、実際に米菓を焼く設備など、さまざまな装置を見せていただきました。普段なかなか目にすることのない設備も多く、大変勉強になりました。
実際の運用状況を伺い、BM-15が米粉粉砕という研究現場でしっかり役に立っていることを知ることができました。
弊社製品が研究や検討業務の一助となっていることを、大変うれしく思います。
引き続き、用途や運用条件に応じたご相談に対応しながら、長くご活用いただける設備提供を目指してまいります。
執筆担当:尾山





