高充填率での混合テスト結果

テスト担当の尾山です。

弊社タンブラーミキサーでは、推奨充填率は6割程度とお話ししています。
「では6割以上になると混ざらないのか?」
「どこまで入れても大丈夫なのか?逆に少なすぎるとどうなのか?」
良くご質問をいただきます。

実は材料によっても変わってくるので一概に言えないのですが、大体の目安として、6割材料を入れて、それが動く空間が4割くらいは必要ですよとお話をさせていただきます。

今回のテストは6割を大きく超えて73%程度入れました。
樹脂ペレットと粉です。
粉が均一に分散していくかをテストしました。

1分後、まばらに濃いところと薄いところが見えます。

3分後、見た目には均一になり、掘ってみましたが、中まで問題ありませんでした。

今回の材料は充填率が高くても混ざりました。

充填率が高いと、
容器にたくさん入る→本体が小さい機種で選定できる→導入コストが下がる
というメリットが生まれます。
ある流動性の良い材料では充填率80%でも混合可能なものもありました。

ただ、混合時間は伸びるというデメリットもあり、実粉でのテスト検証をさせていただくのが、間違いありません。

テスト機のお貸し出しは有償になりますが、弊社に材料をお送りいただいて検証し、結果をご報告させていただいたり、弊社にご来社いただきテストを実施するのは無償となりますので、
是非お気軽にご連絡ください!

タイトルとURLをコピーしました