【テスト紹介】ボールミルで木片の粉砕と温度変化

先日、ボールミルでのテスト依頼を頂きました。
乾燥した木片を粉砕したいとの内容です。
既存の機器では香りが飛んでしまうのが難点。
ボールミルなら解決できないか?ということで
弊社でテストを行うに至りました。

木と聞くと繊維質で柔らかそうなため、
ボールの落下衝撃で粉砕するボールミルでは
なかなか難しいのでは…とイメージしていましたが、
果たしてどうでしょうか。試してみましょう!

今回は10分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間と
様子を見ながら行いました。
(テスト条件:アルミナボールΦ40前後、磁製ポット径Φ300、60rpm)

粉砕前の原料はこのような感じ。

左:10分後 右:30分後
 
左:1時間後 右:2時間後
 
左:3時間 右:4時間
 

2時間経過後以降、繊維が目立たなくなりました。

4時間後、粉砕した木片をふるい分けてみます。

結果としては、106μm未満の微粉も回収できました。
今回は4時間まででテスト終了しましたが、
更に時間をかければ、粉砕も進むかと思います。
(充填率、回転数、ボール径にもよります)

また、テスト後に温度変化についてもご質問をいただき、
(熱によって香りが飛んでしまう製品だったため)
製品は回収した後だったため、
容器やボールに付着した製品とアルミナボールのみにはなりますが
温度変化も確認しました。

開始前(室温)23.8℃
1時間後28.7℃
2時間後31.8℃
3時間後33.4℃
4時間後33.9℃

衝撃により、ある程度の温度上昇はあるものの
釣り合うポイントも見えました。
(材料、ボール材質により結果は異なりますので、
一例として見ていただければと思います。テスト確認は可能です)

テスト後はサンプルをお返ししますので、
お客様自身で評価していただけます。

目標粒径も様々かと思いますので、
条件を相談しながら、テストを行うことも可能です。
まずは粉砕ができるかやってみたい…
というお問い合わせも歓迎です。
課題解決のお手伝いができれば幸いです!

テスト担当:尾山

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