【マグネットコラム④】マグネットをどこにつけるべきか?乾式と湿式はどちらが優位か?

 

本コラムでは14回にわたって、金属異物除去を目的とした「マグネットフィルター」の情報を発信していきます。第4回は「マグネットをどこにとりつけるべきか?湿式と乾式はどちらが優位か?」です。

生産ラインではいろいろな工程を経て製品が出来上がりますが、マグネットの設置場所に関しては、生産の品質向上や検査であれば、一般的には最終工程に近いところを推奨しています。

せっかく異物を除去しても、次の工程の設備から発生してしまえば元も子もありません。ですので、下記のような終盤フローの工場が多いです。

●生産設備➡マグネット➡包装(袋詰め)➡金属検出機➡出荷

ただし、異物の発生個所が明確であるならば、直後に対策を施すのが推奨です。

また、設備保護の観点から設置するのであれば、設置場所は上流になります。

 

なお、乾式(粉体)と湿式(液体)のどちらが異物除去しやすいか?という質問をいただくのですが、正解は湿式です。

乾式では、静電気や分子間で引き合う力など、金属粉に対して製品粉がまとわりついたり、くっついたりする場合があります。湿式では製品と金属粉が分散している状態になるため、比較すると湿式のほうが除去しやすいです。

ただし、湿式工程のあとに乾式工程がある場合などは、乾式工程での異物発生リスク対策が必要なため、どちらも必要になってきます。

●マグネットについてもっと詳しく聞きたい方は下記リンクよりお問い合わせください!

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①マグネット(磁石)で除去できるもの

②ステンレスとより除去するための多段レイアウト

③マグネットを取り付ける目的

④マグネットをどこにつけるべきか?湿式と乾式はどちらが優位か?←本ページ

⑤液体用マグフィルター⑴選定の基準、流速と粘度(後日掲載)

⑥液体用マグフィルター⑵高磁力、高効率、ポッド、P、ボールマグの使い分け(後日掲載)

⑦粉体用マグフィルター⑴選定の基準、口径と処理量、ピッチの決定(後日掲載)

⑧粉体用マグフィルター⑵前工程(投入方法)での除去効率の差異(後日掲載)

⑨粉体用マグフィルター⑶付着対策、パージノズル式、ロータリー型、しずく型(後日掲載)

⑩粉体用マグフィルター⑷自動清掃型、スクレーパー式とアウターパイプ式の比較(後日掲載)

⑪粉体用マグフィルター⑸バーマグネットとプレートマグネットの着磁距離と使用用途(後日掲載)

⑫粉体用マグフィルター⑹充満状態での使用(後日掲載)

⑬マグフィルターと金属検出機、X線検出機の使い分け(後日掲載)

⑭磁力の低下要因と磁力計測について(後日掲載)

 

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