【マグネットコラム②】ステンレスをより除去するための多段レイアウト

本コラムでは14回にわたって、金属異物除去を目的とした「マグネットフィルター」の情報を発信していきます。第2回は「ステンレスをより除去するための多段レイアウト」です。

前項でステンレス(SUS304やSUS316など)は外部応力が加わることにより、マグネットにつきやすくなると記載しました。ただ、吸着力が弱いため、生産ラインでは後ろから材料が流れてくることにより、押し流されてしまいます。

この対策として、粉体では多段、液体では直列に何回もマグネットの近くを通過させます。

接触に確立を上げるというのもありますが、マルテンサイト化したステンレスはマグネットの近くを通れば通るほど、マグネットにつきやすくなる特性を持っているため、除去効率の向上にはより多くのマグネットを通過させることが有効な手段といえます。

 

ただし、大きなステンレスはマグネットでの除去が難しいため、注意が必要です。

たくさんのマグネットの近くを通しても、つきやすくなる程度で、自重が重い、または後からの製品影響を受けやすい(的が大きく当たりやすい)ため、マグネットでの除去より、金属検出機での検知が向いています。

※詳しくは⑬マグネットフィルターと金属検出機、X線検出機の使い分けで説明します。

 

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①マグネット(磁石)で除去できるもの

②ステンレスとより除去するための多段レイアウト←本ページ

③マグネットを取り付ける目的

④マグネットをどこにつけるべきか?湿式と乾式はどちらが優位か?

⑤液体用マグフィルター⑴選定の基準、流速と粘度(後日掲載)

⑥液体用マグフィルター⑵高磁力、高効率、ポッド、P、ボールマグの使い分け(後日掲載)

⑦粉体用マグフィルター⑴選定の基準、口径と処理量、ピッチの決定(後日掲載)

⑧粉体用マグフィルター⑵前工程(投入方法)での除去効率の差異(後日掲載)

⑨粉体用マグフィルター⑶付着対策、パージノズル式、ロータリー型、しずく型(後日掲載)

⑩粉体用マグフィルター⑷自動清掃型、スクレーパー式とアウターパイプ式の比較(後日掲載)

⑪粉体用マグフィルター⑸バーマグネットとプレートマグネットの着磁距離と使用用途(後日掲載)

⑫粉体用マグフィルター⑹充満状態での使用(後日掲載)

⑬マグフィルターと金属検出機、X線検出機の使い分け(後日掲載)

⑭磁力の低下要因と磁力計測について(後日掲載)

 

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