テスト機完成!マグネットの閉塞確認と実流量選定用

マグネット(磁選機)を検討したい・・・
でも何から検討し、何を基準に選定したら良いか分からない・・・

ユーザー様、エンジ会社様、装置メーカー様、
色々な立場のお客様からご相談を受けます。

マグネットの選定はエイシンにお任せください!
今日は粉体用のマグネットのテスト機が
一つ完成しましたので、ご紹介します。

格子マグネットを選定するうえで、
マグネットがラインを邪魔するように入っているが
詰まらないだろうか?処理量が落ちないだろうか?
というご心配は、新設の場合、少なからずあると思います。
マグネット選定
(こんなイメージで詰まってしまう不安・・・)
我々も社内設計基準と、過去の知見からご提案をしますが、
やはり百聞は一見に如かず、
実際確認できるテスト機を作りました。

通常は上から見ると隙間が無いよう配置します。

流動性が悪い粉、付着性がある粉、凝集性がある粉ですと、
詰まってしまうのでは・・・流量が落ちるのでは・・・
という不安があります。

ですが、間隔をあけすぎると、本来の目的の金属異物が
取れなくなる可能性が高くなります。

どれが一番適しているのかは、やってみるのが一番です。
磁選機、流量確認用テスト
ちょっと広げます。

もっと広げます

付着が成長する粉ですと上下間隔も心配です。
(もちろん安息角から設計はしますが・・・)

上下も広げてみましょう!

このような形で、何段階にも左右、上下の間隔を調整し、
最適なマグネットレイアウトを実粉で確認します。

また、レイアウトが決定したら、
あわせて実流量を確認することも可能です。
通過断面積からスケールアップ、スケールダウンの計算が可能で
無駄に余裕を持った設計をする必要がありません。

ちなみに、何段にすれば良いかは、
皆さん何を基準に決めていますでしょうか?
何故、多段にする必要があるのでしょうか?
これは鉄を除去したい、ステンレスを除去したい、どれくらい除去したい
などによって決定すべきことです。
この辺りは、また別のお話で。
(いつ掲載になるか不明の為、お気軽にお問い合わせください)

是非、実粉でテストをしたうえで、
最適なマグネットを選びましょう!

弊社では、選定するうえで、まず何を確認すべきか、
仕様確認書を用意しています。
ページ内の入力フォームにてお気軽にお問い合わせ下さい。

執筆担当:尾山
 

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